食い倒れの日々【グリーンヒルホテル尾道】 [グルメ]
お花見のぼんぼりの明かりが灯りはじめた、今日この頃。
暖かくなってきた気もしますが、昨日なんか、鳥取の身内(米子の壽城で、とち餅以外のお土産を買ってきてと伝えたら、そのとち餅だけを買ってくる男)は冬のように寒かったそうだから、日本全国春模様って訳ではないんでしょうね。
さて本題。
ここ数週間で二度、尾道駅前の「グリーンヒルホテル尾道」に行き、夕食と朝食をいただいてきました。
って書いたら、まるで尾道に一泊二日の旅行に行ったみたいですが、私はしっかり地元っ子です。
夕食のときには連れがいて、おふたりさまの楽しいディナーでしたが、うっかり画像を撮るのを忘れちゃった。
このホテルは尾道港のビルの上階にあり、オーシャンビューがとても素敵なのです。
っても、尾道側から対岸の向島を夜に眺めても、ほとんど灯りが見えない静けさなので、写真にとってもなんだかなあですが、暗やみにほのかに見える浪間はなんとなく癒される風景です。
世間の皆さんは、尾道というと「一昔前の日本のテイスト」と感じているかもしれません。
平成の大合併により、尾道市内の温泉地(冷鉱泉ですが)も充実してきたし、温泉ではなくても老舗の和風旅館もいくつかありますが、海辺のホテルもいいかもしれないですね。
で、ディナーの内容なのですが、お魚料理とお肉料理のお皿以外は、すべてビュッフェスタイルという、おなごの狩猟本能を喚起させるメニューをチョイスしました。
前菜を選ぶべく、お料理のコーナーへ行ったら、洋食のみのはずなのに、「タケノコの煮物」やら「お味噌汁」やら、和食のお皿が多少あって、私たちは???でしたが、ここはこのほてる唯一のレストランだから、ご高齢の方にも配慮されているんでしょうかね。
ご高齢に配慮なら、このタケノコはちゃんと柔らかいんだろうなと思いましたが、しっかり調理されて柔らこうございましたわ。
私は、お連れの手前、「美味しそうなものをちょっとずつ」をモットーにチョイスしようと思っていたのですが、いざ、料理のお皿たちを目の当たりにすると燃えてしまいますよねえ。
このあと、お肉料理が続くのは承知しているのに、なるべくお肉が含まれている前菜ばかりを選ぶ私。
いやしんぼなのも食いしんぼなのも正解ですが、なにより「お肉が入っている方が高価そう」という、誤った価値観が抜けない昭和女なのです。
ローストポークなんて、味自体もいいお味をしていたものだから、おかわりまでしてしまう有様で、結局、前菜とスープの段階で、ほぼ満腹になってしまいました。
メインデッシュを美味しくいただけないコンディションに自ら陥るとは、なんて最低なんだろう!
しかしホテル側も、こんな愚かなお客がいることは予想内だったんでしょうかね、お魚とお肉のお皿の合間に、シトラス味のシャーベットがやってきました。
口直し、ってやつでしょうか。
少なくとも私の中では、シャーベットは「焼肉屋さんのシメに食べるもの」ですから、そう思ってしまいました。
思わず、
「これって、口直しかなあ。私には口直しにライスがあるのに・・・」
と、口走ってしまい、連れの者に爆笑されてしまいました。
世間では、ご飯は主食だったんでしたよね・・・。
その後の私は、
「だって、焼肉とか食べるとき、ご飯お肉ご飯お肉の順番だし」
と、100年の恋でも一瞬で冷めるコメント連発で、この夜の晩餐は終わったのでした。
そして昨日。
早朝に尾道市街地に用事があったので、数日前から、このホテルのモーニングをいただいて来ようと決めていて、そのためのコンディションを整えていた私。
モーニングもビュッフェスタイルなのです。
つまり、「完全すきっ腹の状態」に持っていったのですよね、相変わらず食いしんぼな私です。
で、今回はしっかり画像も撮ってきましたよ。
お値段は1,260円で、おかずの種類はこの画像の3倍はあります。
たまご料理は、オムレツと目玉焼きを選んで、その場で調理していだだくこともできるから、ちょっとしたシティホテルなみのサービスなのに、1,260円、駐車券もいただけます。
右上のスープらしきお皿は、カレー味のロールキャベツです。
相変わらず、お肉にこだわるチョイスです。
あ、胃袋の許容量を考慮して、日本茶やお水は絶対飲みません!
そして、相変わらずの昭和感覚により「生野菜(調理していないもの)」もチョイスしない・・・・健康も考えようね、私!
朝の窓からの風景はこんな感じです。
私はこういうちょっとした「旅した気分」が好きなので、例えば仕事でお隣の福山市に行ったときのランチをホテルでしたり、高速道路のサービスエリアに行ったりするときがあります。
さて、私の孤独な食いしんぼう旅は続きます。
最初の画像の料理をたいらげ、デザートです。
あ、ミルクとジュースとフレンチトーストはそのまま持ち越しですよ!
私の場合、上の画像のデザートたちを、以下の画像のようにします。
ヨーグルトはフルートにかけて、ミルクはコーヒーに混ぜまず。
私はこれが大好き!
幸せだなあとしみじみです。
これから尾道に旅行にこられるなら、早朝に着いて、ここで素敵な風景を眺めながら朝ご飯を・・・も、いいんじゃないでしょうか。
これは一階の風景、港の桟橋です。
福山市の鞆行の船が出るところでした。
備後観光のベストコースだわあ。
http://www.shimanami-gho.co.jp/
おさしみ旅行(江田島) [グルメ]
本日2本目の日記です。
今朝は、訳のわからないままアップしてみたところ、訳のわからないリンクがそこかしこに張られている不可解な文章になってしまったのですが、まあ使いながら勉強していきましょうと言うことで、当たって砕ける精神での本日2本目。
さて、
先日、広島県の江田島っていうところで遊んできたので、そのことを書きます。
場所は、瀬戸内海にある島、戦艦大和でおなじみの広島県呉市のお向かいあたりになります。
旧海軍兵学校があるので有名ですね。
っていうか、それの見学を目当てに行ったのですが、その顛末はまた後日。
本州側から橋は架かっているのですが、直接江田島に結ばれているのではなく、他の島経由となるので、私は呉市内から出ているカーフェリーを利用しました。
所要時間20分程度の船旅なのですが、せっかくなんで、車から降りて、しまなみ風景を撮影してみましたよ。
天候はあいにくの超曇天。
そして私のカメラは、使い慣れていない購入したてのスマートフォン。
デフォルト設定のまま撮影して、あれやこれやでリサイズしたのがこの画像です。
レグザフォンの甲斐のない画像だなあ。
まあいいけど。
旧海軍兵学校の見学を済ませてから、昼食に立ち寄ったのは、「海辺の新鮮市場」というお食事処です。
場所は、江田島の下の方。
「下っていうのは何を基準に下なの?」
って、私の道案内のやるせなさには定評があるのですが、要は旧海軍兵学校よりは東日本寄りです。
だから、要はってのはなにが要なんだか。
本題に戻りますが、近年の私は、同じ美味しいご飯でも、ご馳走を高級なお店でいただくより、ざっかけない店構えの場所で、気負いのないプライスのお食事をいただく方が素敵と思っているので、ここはまさにそんなお店でした。
1階が観光客向けの魚市場になっていて、そこでトレーに入った好みのお刺身を選び、2階の食堂に持ち込んで、セルフで食べホーの炊き込みご飯と魚のあら汁をよそって、定食にしつらえる仕組みです。
韓国のプサンにそんな仕組みの市場がありますよね、そんな感じです。
お刺身トレーは、それ単品で450円だったかな。
私自身、新鮮なお魚に困らない瀬戸内海沿岸に住んでいるので、特段のお値打ち感を得ない値段ですが、こういう観光施設は、雰囲気値段も加算されているでしょうから、まあ許容範囲。
残念ながら、私の地元にはもっと大きい市場や漁港はあるけど、こんな仕組みの食堂はないので、それは羨ましいぞ、江田島。
そして、お待ちかねの炊き込みご飯とあら汁ですが、観光用とはいえ、市場に併設された食堂なのに、充実の4種類の炊き込みご飯でした。
ちりめんと、貝柱と、マツタケと、ちぬ。
美味しさはどれもどっこいなのですが、私がおすすめするのは「ちぬご飯」です。
ちぬだなんて、地元とれとれ感抜群で、小骨が歯間にはさかるのも許容できます。
そして、私にとってのメインディッシュである、あら汁!
アツアツのあら汁が大鍋いっぱいに用意されていて、それがお代わりし放題!
ネギも取りホー。
お魚のお出汁とお味噌って、合わさるとなんでこんなに美味しいんでしょうねえ。
それと、オプションの小鉢を購入したので、プラスお漬物で、総額1,000円がこの画像です。
ブログ用の画像なんて撮り慣れていないから、食器の配置が随分あっちゃこっちゃになってるなあ。
うん、えーと、お代わりし放題を最大限活用しない限り、正直、超お値打ちって感じではありません。
品数がこれで全部だから。
炊き込みご飯は、このお茶碗に全種類よそっています。
ただ、ここって、高潮が来たらやばいくらいの海岸沿いに立地しているから、窓からの風景が抜群なのです。
その画像を撮影していないのが、私の詰めの甘さですが。
私としては、値段はこのままでいいから、その風景をもっと楽しめるようにしたらいいと思いました。
素敵な海と美味しい海ご飯。
観光客としては、それで大満足です。
お食事後、もう一度1階の市場部分をひやかしていたら、地元のかんきつ類を売っているコーナーを見つけました。
レジも設置されている屋内にあって、その一角だけは「無人野菜市」扱いで、生産者らしき名前の入った、海苔の入れ物に穴をあけた代金入れが置いてありました。
こういうのが、なんとなくサマになるのよね。